静岡市議会 2015-06-02 平成27年6月定例会(第2日目) 本文
寄贈された遺品は、書画、工芸品、硬貨、勲章、書簡類などです。 その中には、先日、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で紹介され、新聞でも取り上げられた、高杉晋作や久坂玄瑞、井上 馨侯など、長州藩士が尊王攘夷のための結束とその実行を約束する血判を押した、文久2年御楯組血盟書のような、幕末史にとって貴重な資料も含まれております。
寄贈された遺品は、書画、工芸品、硬貨、勲章、書簡類などです。 その中には、先日、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で紹介され、新聞でも取り上げられた、高杉晋作や久坂玄瑞、井上 馨侯など、長州藩士が尊王攘夷のための結束とその実行を約束する血判を押した、文久2年御楯組血盟書のような、幕末史にとって貴重な資料も含まれております。
また、山岡鉄舟など明治時代の著名人の書画や膨大な書簡類もあります。昭和43年には、これらを集成した金原明善資料上下2巻や金原明善の伝記が金原治山治水財団によってまとめられ、大変高い評価を得ています。ところが、こうした貴重な史料の展示・保管状況は必ずしも万全とは言えません。
展示品は、遺品類・書簡類・直筆の原稿・図書を含め242点である、との答弁がありました。 次に委員より、ビデオを放映するなど、子どもたちに見せる工夫をすること、八雲顕彰会と十分な打ち合わせをすることで、子どもたちに受け入れられる施設にするよう、要望がありました。
代表的な資料といたしましては、図書類が258点、書簡類が30点、原稿2点、絵画8点、遺愛品23点、ノート類84点があり、他に、親、兄、姉の遺愛品が24点、写真類100点、交友のあった文学者の色紙や手紙が20点ほどでございます。初版本類は平成10年に当時の北海道医師会会長吉田 信氏から寄贈を受けた24冊があり、これによりほぼ2セットずつ所有できることとなりました。